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原油需要の低下が加速する可能性
先週は、OPECやIEAの双方から世界的な景気後退により需要が
減るとの見方が強まり原油需要見通しを下方修正しています。
中国をはじめとした新興国市場では経済成長にともなって需要は
今後も継続して伸びると予想されいるのですが、それ以上に先進
国の需要が後退すると予想されています。
一方で、米国では景気減速の影響からか製品の販売が不振に陥
っているため原油の在庫は増加傾向にあるようです。
こうしたことから、消費国から執拗に原油増産を迫られても、頑な
に原油の流通量は十分な状態にあると主張してきたOPEC側の
言い分がある意味正しかったことになるわけです。
なので、これほどまで高騰した背景には投機的マネーが一方的
に流入したことによる結果だと思います。
実際に、これまでイランやトルコ、ナイジェリアなどの国々よる地政
学リスクが台頭するたびに大きく値をあげてきているので、今後は
沈静化に向かう可能性が高いです。
週後半には、1バレル=120ドル台後半につけているので、急に
あがった相場は急に下落するではないですが、今後大きく下落
する可能性は非常に高いと思います。
世界経済のことを考えれば、100ドルを切るくらいの水準が丁度
良いと思うのですが、今後市場はどのような答えをだしてくる
のかは米国市場の行方へにかかっていると思います。
サブプライム問題による影響が米銀大手と傘下のヘッジファンド
だけの問題ではなく、政府系の住宅金融公社にまで波及していま
すので、米金融市場の信用不安によって、商品市場へ大きくマネ
ーが流入する動きが活発化する可能性が高いでしょう。
来週も引き続き、米金融大手の決算発表が控えています。今年後
半の動きを占うためにもしっかりと見極めたいところです。
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