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原油高が進み、高値警戒感さらに高まる



商品先物取引が分かる金融取引入門】



NY原油が米週間統計で原油在庫が予想外の大幅減となり、また、
トルコ軍がクルド人武装勢力の拠点を空爆したことが報じられたこと
で、原油価格はついに90ドル台に跳ね上がることとなりました。



そして、エクソン・モービル社は27日からの週間スポット仕切りを、
予想通り全油種に渡って引き上げることとなりました。



こうしたことから一般の小売業者の中には、実需が伴わない中での
値上げに当然のことながら不満が爆発していることから、小売価格
の値上げには慎重な向きも少なくないようです。



また、先高観による売り渋りに加え、実際の玉繰りの窮屈さもさすが
に尋常ではないようです。


このため、売唱えを引き上げて受注を回避する向きもあります。


実需不在の中で、買い手となるタンク保有筋による溜め込みはほとん
ど済んでいるので、まとまった数量のオーダーはまばらの状態です。



そして、寒冷地では、冬本番に向けて灯油商戦の準備も着々と進ん
でいるようですが、全国的には今だ需要期に程遠いことから、出荷は
依然として低調なままの状態にあります。



石連週報によれば、20日時点の灯油在庫は前週から積み増している
ため、今後もし平年よりも早く、寒波が訪れるようだと、供給が間に合
わない可能性もあり、小売価格の高騰も否定できません。



そんな中、気象庁の3カ月予報(11~1月)によりますと、この期間の
平均気温は平年並みまたは高い確率ともに見通しにあります。



売り手と買い手のどちらが仕掛けに動くかは、原油市況の動向に負う
ところが大きい来月の原油調達コストの上昇は確実と見られるため、
買い手に焦りが出そうで、堅調な展開が見込まれます。



NY原油も、悪化を先取りする形で、26日の夜間取引の段階で91ドル
台に値を上げるなど、未曾有の高値圏に位置しており、過去の経験則
が全く役に立たない局面に入っています。



ですので、相場のことは相場に聞けとはよくいったものですが、へたに
動くと、大きな利益をあげられる可能性もありますが、とてつもない大
きなダメージを負うことになる可能性もあるので、個人投資家は静観す
るか、小口の短期売買に徹するしかないように思います。





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tag : 灯油 短期売買

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